ChatGPTを使っていると、「この返答ちょっとおかしい?」「前より良くなってる気がする!」と思うこと、ありますよね。最近では、回答の上に「ChatGPTの新バージョンについてのフィードバックを送ります」と表示されることも増えてきました。
けれど、「フィードバックってどう送るの?」「間違えて押しちゃったら?」「評価は誰かに見られてるの?」など、わからないことも多いですよね。
この記事では、ChatGPTを使っているすべての方に向けて、フィードバック機能の正しい使い方や注意点、よくある誤解、取り消しの可否まで、初心者にもやさしく解説していきます。
さらに、筆者自身の体験談も交えながら、AIとの向き合い方についてもお伝えしていきます。
この記事を読むと、以下のことがわかります:
- ChatGPTのフィードバックとは何か、その仕組み
- フィードバックの送り方や具体的な手順
- 間違えて評価してしまったときの対応方法
- ChatGPTの新バージョンとの正しい付き合い方
ChatGPTの「新バージョンについてのフィードバックを送ります」とは?
ChatGPTを使っていると見かけるこの表示、実はOpenAIが新しいバージョンのテストを行っているときに出されるものです。
ユーザーに2つの回答を見せて、どちらが良いか選んでもらう「A/Bテスト」の一環であり、あなたのフィードバックが今後のAI性能を決定づける大事な要素になるんです。
操作を強制されるわけではありませんが、応答の評価(👍👎)が重要な役割を持っています。
ChatGPT新バージョンのフィードバックの基本
ChatGPTフィードバックボタンとは何か?
ChatGPTでやりとりしていると、各回答の右上に親指アイコン(👍👎)が表示されることがあります。これがフィードバックボタンです。
これはただの「いいね」「よくないね」ではなく、OpenAIがChatGPTの品質を改善するために使っている貴重なデータになります。あなたの評価が、将来のAIの性能に役立っているかもしれません。
ChatGPTフィードバック見られる?安全性は?
「この評価って誰かに見られてるの?」と心配される方もいるかもしれませんが、
フィードバックは匿名で送信され、他のユーザーには一切見えません。
OpenAIの内部チームだけが集計・分析し、モデル改善に活かしていますので、安心して送って大丈夫です。
ChatGPTフィードバック送り方の手順
以下がフィードバックを送る基本の流れです:
- ChatGPTの回答右上にある👍または👎をクリック
- ポップアップが表示される
- 任意でコメントを記入(※ここが重要!)
- 送信して完了
コメントを入れることで、なぜその評価をしたかが伝わりやすくなり、改善に繋がる可能性が高くなります。
ChatGPTフィードバック取り消しはできる?
一度送ったフィードバックは基本的に取り消せません。
ただし、評価した直後であれば、ブラウザの「戻る」などで未送信にできる場合もあります。
また、OpenAI公式の「ChatGPTフィードバックフォーム」から事情を説明することで、修正依頼を送ることは可能です。
ChatGPT新バージョンとAIとの付き合い方
チャットgptフィードバックやり方の誤解
フィードバック機能について、こんな誤解をしていませんか?
- 「👎を押したらアカウントに悪影響がある」
- 「どっちの回答を選んだら正解かわからない」
- 「評価しないとChatGPTの性能が落ちる」
これらはすべて誤解です。
フィードバックは強制ではありませんし、評価によってアカウントの信頼度が上下することもありません。
迷ったときは「どちらの回答が自分にとってわかりやすかったか」で選べばOKです。
ChatGPTフィードバックフォームの使い方
もし具体的に伝えたい不具合や要望がある場合、OpenAIの公式サポートページからフォーム送信することができます。
英語でのやり取りになりますが、以下のような流れです:
- OpenAIヘルプページ にアクセス
- 右下のチャットサポートを開く
- 「Send us a message」をクリック
- 該当する項目(バグ報告、要望など)を選び、入力
例:
I'm using ChatGPT and would like to suggest an improvement about XXX...
簡単な英語でも伝わります。実際に送ったフィードバックが後のアップデートに反映された事例もあります。
OpenAIフィードバックはどこへ届く?
OpenAIは、ユーザーからのフィードバックを全てデータとして蓄積し、モデル改善チームが参考にしています。
私自身、「AIがアメリカンカール猫の耳をうまく描けない」とフィードバックしたところ、**数ヶ月後に改善されていたことがありました。**ユーザーの声が確実に届いている実感があります。
ChatGPTフィードバック間違えたときの対応法
間違えてフィードバックしてしまった場合、次のように対応すると安心です:
- コメント欄で補足を入れる
- Chat履歴を削除してやり直す
- サポートフォームから訂正依頼を送る
焦らず対処すれば問題ありません。フィードバックは「正確さ」よりも「素直な感想」が大切です。
ChatGPTと付き合いながらAIスキルを伸ばすには
私は会社員時代、ChatGPTをきっかけに生成AIに興味を持ちました。独学では限界を感じ、「バイテック生成AIスクール」でMidjourneyやStable Diffusion、プロンプト設計、著作権まで体系的に学びました。
その後、海外サイトで画像販売を副業として始め、半年後には月収50万円を安定して稼げるように。
今では独立してAIスキルを本業に活かす生活が実現できています。
初心者でも、正しいフィードバックと学びを重ねることで、AIを味方にしてキャリアを切り拓くことができるのです。
ChatGPTとの関係は、ただの質問・回答以上のものです。
正しいフィードバックを送り、より良いAIとの対話を育てていきましょう!
参考資料
- 🔗 OpenAI公式ヘルプ「How to give feedback on ChatGPT responses」
(出典:OpenAI)
ChatGPTの回答に対するフィードバック方法を公式が解説した一次情報。評価の目的や改善への反映プロセスについて明確に記載されています。 - 🔗 米国国立標準技術研究所(NIST)「Generative AI: Risk Management Framework」
(出典:NIST / National Institute of Standards and Technology)
生成AIの品質評価・安全性・透明性の確保に関する国際的な枠組み。フィードバックの重要性やリスク管理の考え方を示す一次資料です。 - 🔗 経済産業省「AI戦略2022」
(出典:経済産業省)
日本政府の公式AI戦略文書。ユーザーとAIシステムの協働によるモデル改善や、AI社会実装における責任や透明性の考え方がまとめられています。
