Stable Diffusionで生成した画像のクオリティを左右するのは、なんといっても「目」ですよね。特に目のハイライトは、キャラクターの表情や生命感を決める一番大切なパーツです。でも、「目が崩れる」「ハイライトが変な位置に入る」「どうしても死んだような目になってしまう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな悩みを解決するために、プロンプトのコツから便利なLoRA、そして修正テクニックまでを網羅しました。初心者の方でも今日からすぐに試せるように、専門用語も優しく噛み砕いて解説しますね。一緒に、吸い込まれるような美しい瞳を作っていきましょう!
- 目を綺麗にするための具体的なプロンプトと呪文がわかる
- 意図的にハイライトを入れたり消したりするテクニックが身につく
- 目が崩れるのを防ぐ「ADetailer」や「Hires.fix」の使い方がわかる
- 目の描写に特化したおすすめのLoRAとその活用法を知れる
Stable Diffusionで目・ハイライトを自在に操る基本テクニック

生成AIで画像を作るとき、一番難しいのが「目」の描写だと言われています。顔全体のバランスが良くても、目が崩れていたりハイライトが不自然だと、一気にクオリティが下がって見えてしまいますよね。
ここでは、プロンプト(呪文)を使って目を綺麗にする方法や、ハイライトをコントロールする基礎について、具体例を交えて解説していきます。
目を綺麗にするプロンプトと光らせる呪文
まず結論から言うと、美しい瞳を作るには「質感」と「光」を指定する単語を組み合わせることが重要です。ただ単に「beautiful eyes(美しい目)」と入れるだけでは、AIは「どう美しいのか」を理解しきれません。
例えば、キラキラした目を表現したい場合は、以下の単語をプロンプトの先頭近くに入れてみてください。
| 表現したい目 | おすすめプロンプト(呪文) | 解説 |
| 高精細な目 | highly detailed eyes, detailed iris | 虹彩まで細かく描き込みたい時に必須です |
| 輝き・ハイライト | sparkle eyes, catchlight, reflection | 目に光を入れて生き生きとさせます |
| 美しい瞳 | beautiful detailed eyes | 全体的に整った目にする基本の呪文です |
| 潤んだ瞳 | moist eyes, watery eyes | 感情豊かで潤いのある瞳になります |
このように言うと、「たくさん入れればいいの?」と思うかもしれませんが、入れすぎは逆効果になることもあります。まずはhighly detailed eyesとcatchlightの2つを基本にして、好みに合わせて足していくのがおすすめです。
また、ネガティブプロンプト(描いてほしくない要素)にも、以下の呪文を入れておくと失敗が減りますよ。
mutated eyes(突然変異した目)asymmetry eyes(左右非対称の目)
目にハイライトを入れる・消す具体的な方法
「キャラクターの目にハイライトを入れて可愛くしたい」、あるいは逆に「ヤンデレ風にしたいからハイライトを消したい」という場面もありますよね。
ハイライトを入れたい場合
前述の通り、catchlightやreflectionを使います。さらに強調したい場合は、プロンプトの重み付けを使って (catchlight:1.3) のように数値を上げてみてください。光が強くなり、アニメ調のイラストなどでは特に効果的です。
ハイライトを消したい場合
一方、ハイライトを消して、いわゆる「ハイライトオフ」の状態にしたいときは、ネガティブプロンプトを活用します。
ネガティブプロンプトに catchlight, reflection, sparkle を入れることで、光のないマットな瞳を表現できます。さらに、通常のプロンプトに empty eyes(虚ろな目)や dull eyes(濁った目)を追加すると、より雰囲気が出ますよ。
AI プロンプトで目のハイライトを調整するコツ
AI プロンプト 目 ハイ ライトの調整で大切なのは、全体の画風とのバランスです。
リアル系(実写系)のモデルを使っているのに、アニメ的な「星型のハイライト」を入れるプロンプトを入れてしまうと、違和感がすごいことになります。
- リアル系モデルの場合:
reflection(反射)やrealistic eyesを重視。自然な光の写り込みを狙います。 - アニメ系モデルの場合:
sparkle(きらめき)やanime eyesを重視。デフォルメされた可愛いハイライトが入ります。
私が試した中では、perfect lighting(完璧なライティング)というプロンプトを足すだけでも、顔全体と一緒に目の光の当たり方が改善されることが多かったです。
目が崩れる原因と対策:Hires.fixとADetailer
「プロンプトは完璧なのに、どうしても目が崩れる…」
その原因の多くは、生成する解像度が足りていないことにあります。特に全身図を描く場合、顔の面積が小さくなるため、AIが目を描き込むためのピクセル数が不足してしまうのです。
これを解決する最強のツールが「ADetailer」です。
ADetailerは、画像生成後に「顔」や「目」だけを認識して、高解像度で描き直してくれる拡張機能です。これを使うだけで、崩れていた目が嘘のようにパッチリと綺麗になります。導入していない方は、ぜひStable Diffusionの拡張機能タブからインストールしてみてください。
また、「Hires.fix(高解像度化)」を使うのも有効です。生成時に画像を拡大して描き込むため、目の細部までしっかり描写されるようになります。



Stable Diffusionの目やハイライト調整に役立つLoRAと拡張機能

プロンプトや基本機能だけでは物足りない場合、LoRA(追加学習データ)を使うのが近道です。世の中には「目を綺麗にすること」に特化したLoRAがたくさん公開されています。
ここでは、初心者にも扱いやすいLoRAや、さらに一歩進んだ修正テクニックについて解説します。
目を綺麗にするLoRAのおすすめ
Stable Diffusion 目 LoRAを探すときは、Civitaiなどのサイトで「Eye」や「Detailer」と検索するとたくさん出てきます。その中でも、特に使いやすくて効果が高いものをいくつか紹介しますね。
- Eye Enhancer系名前の通り、目の書き込み量を増やしてくれるLoRAです。これを適用するだけで、瞳の虹彩が複雑になり、吸い込まれるような魅力的な目になります。
- Flat Color / Anime Eye系アニメ塗りのような、パキッとした目を目指すならこのタイプ。ハイライトが強調され、イラストとしての完成度が上がります。
ただし、LoRAはモデル(Checkpoint)との相性があります。リアル系モデルにアニメ目のLoRAを混ぜると違和感が出ることがあるので、適用強度は0.4〜0.6くらいから少しずつ調整するのがコツです。
Stable Diffusion 目 LoRAの使い方
LoRAを使うときは、「適用強度(Weight)」の調整が命です。
多くのLoRAは、強度を「1.0」のまま使うと効果が強すぎて、顔全体の画風が変わってしまったり、目がギラギラしすぎたりします。
私はいつも、まずは0.6くらいで生成してみて、足りなければ上げる、崩れたら下げる、という手順で調整しています。
また、LoRA専用のトリガーワード(発動させるための呪文)が必要な場合もあるので、ダウンロードページの解説文は必ずチェックしてくださいね。
仕上げに必須!Inpaintingでの修正
「最高の一枚が出た!でも、片目だけちょっと変…」
そんなときは、全部やり直すのではなく、「Inpainting(インペインティング)」機能を使いましょう。
これは画像の一部だけをマスクして、そこだけ再生成する機能です。
変になっている目の部分だけを塗りつぶし、プロンプトにhighly detailed eyesと入力して再生成すれば、他の部分はそのままに、目だけを整形手術のように綺麗にできます。
これが出来れば、ガチャを回し続ける時間が大幅に短縮されますよ。
実務レベルのスキルを学ぶなら
ここまで、目の修正やハイライトの入れ方について解説してきました。これらを使いこなせば、趣味のイラスト制作はずっと楽しくなるはずです。
ただ、もしあなたが「もっと自由自在に画像をコントロールしたい」「生成AIを仕事にしてみたい」と考えているなら、独学だけでは限界を感じることもあるかもしれません。特に、企業案件で求められるような、破綻のない完璧な商用画像(LPやバナーなど)を作るには、プロンプトだけでなく、ControlNetや画像編集ソフトとの連携など、複合的なスキルが必要です。
そういった「実務で使えるレベル」を目指すなら、バイテック生成AIスクールのような専門的な環境で学ぶのも一つの選択肢です。
このスクールは、単に絵を作るだけでなく、「どうやってそれを仕事(案件獲得)に繋げるか」までサポートしてくれるのが特徴です。目が崩れない高品質な画像生成はもちろん、ChatGPTを使った業務効率化まで幅広く学べるので、未経験からAIクリエイターを目指す人には心強い味方になるはずですよ。

AIを使って副業を始めたいけれど、「独学だと挫折しそう」「本当に案件が取れるか不安」という方は、実務と収益化に特化したスクールを検討してみるのも近道です。
\ ※完全オンライン・スマホで1分で予約完了 /
実際に、未経験から月5万円の収益化を目指せるバイテック生成AIというスクールについて、評判やカリキュラムの実態を詳しく検証してみました。
▼続きはこちらの記事で解説しています

Stable Diffusionの目・ハイライト まとめ
今回は、Stable Diffusionで最も重要な「目」と「ハイライト」の調整方法について詳しく解説しました。
目が綺麗になるだけで、キャラクターの魅力は何倍にも跳ね上がります。最初は難しく感じるかもしれませんが、今回紹介したプロンプトやADetailerを使えば、驚くほど簡単に改善できるはずです。
最後に、この記事のポイントをまとめました。
- 目が綺麗かどうかが画像のクオリティを大きく左右する
- プロンプトには質感と光を表す単語を含めるべきだ
- beautiful_detailed_eyesは基本として覚えておくのが良い
- catchlightを入れると瞳に反射光が入り生き生きする
- ハイライトを消すにはネガティブプロンプトを活用する
- 死んだ目を表現するにはempty_eyesなどが有効である
- リアル系とアニメ系で合うプロンプトは異なる
- 目が崩れる主な原因は顔部分の解像度不足にある
- ADetailerは自動で顔を修正する必須級のツールだ
- Hires.fixを使えば全体を高解像度化し目も綺麗になる
- 目を強化する専用のLoRAが多数配布されている
- LoRAの強度は0.6程度から調整するのがコツである
- 失敗した目はInpainting機能で部分修正できる
- 実務レベルの品質には複合的なスキルが必要になる
- 技術習得と収益化を目指すなら専門スクールも検討すべきだ
参考資料・出典(一次情報)
- Stability AI 公式サイト
記事内で解説した画像生成AI「Stable Diffusion」の開発元企業による公式情報です。基盤となる技術仕様やモデルのアップデート情報はここから発信されています。 - GitHub – ADetailer (After Detailer)
記事内で「目の崩れを直す最強ツール」として紹介した拡張機能の公式開発リポジトリです。具体的な導入方法や機能の技術的な詳細は、開発者であるBing-su氏のドキュメントに準拠しています。 - Civitai(シビタイ)公式プラットフォーム
記事内で紹介した「LoRA(追加学習データ)」が配布されている世界最大のモデル共有プラットフォームです。各LoRAの適用強度や推奨設定などの一次データは、各制作者の公開ページに基づきます。

