「せっかく理想的なポーズと構図で画像が生成できたのに、拡大してみたら目がぐちゃぐちゃだった…」なんて経験、Stable Diffusionを使っている方なら一度はあるのではないでしょうか?
特に全身のイラストを描こうとすると、顔の面積が小さくなってしまい、目が崩れるという現象は非常によく起こります。これ、本当にがっかりしますよね。でも、諦めないでください。実は、プロンプトの工夫や便利な機能を組み合わせることで、目を綺麗にすることは十分に可能なんです。
この記事では、AI画像生成で多くの人がぶつかる「目の崩れ」を解消するための具体的なテクニックを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。基本的な設定から、LoRAや拡張機能を使った応用技まで、今日から使える方法をたっぷり詰め込みました。一緒に、キラキラと輝く魅力的な瞳を描けるようになりましょう!
この記事を読むと、以下の4点について理解できるようになります。
- 全身を描くとなぜ顔や目が崩れてしまうのかという根本的な原因
- プロンプトやネガティブプロンプトで目の描写を整える基本的な方法
- ADetailerやHires.fixといった、顔を自動修正するツールの使い方
- LoRAなどを活用して、目の書き込み量やクオリティを劇的に上げるテクニック
Stable Diffusionで目が崩れる原因と目を綺麗にする基本

まずは、なぜ一生懸命プロンプトを入力しても目が崩れてしまうのか、その理由と基本的な対策から見ていきましょう。ここを理解しておくだけで、失敗する確率をグッと下げることができますよ。
Stable Diffusionで全身を描くと顔が崩れる理由
結論から言うと、これは解像度不足(ピクセル不足)が最大の原因です。
Stable Diffusionは、基本的に512×512や768×768といった解像度で画像を生成します。この限られたキャンバスの中に「全身」を描こうとすると、どうしても顔に割り当てられるピクセル数が極端に少なくなってしまいます。
例えば、全身画の中で顔のサイズが全体の1/10程度だったとしましょう。すると、顔を描くためのドット数はほんのわずかしかありません。これでは、複雑な構造をしている「目」を正確に描写するのは、AIにとっても至難の業なのです。
逆に言えば、顔のアップ(ポートレート)だと綺麗に描けるのは、顔に使えるピクセル数が十分に確保されているからです。まずは「全身を描くときは目が崩れやすいものだ」と理解し、これから紹介する対策を講じていく必要があります。
ネガティブプロンプト 目に関する呪文で崩れを防ぐ
プロンプト(呪文)だけで修正しようとする場合、ネガティブプロンプト 目に関連するワードを入れるのが基本中の基本です。
AIに対して「こういう目は描かないでね」と指示を出すことで、崩れた目が生成されるのを防ぎます。具体的には、以下のような単語をネガティブプロンプトに追加してみてください。
- bad eyes(悪い目)
- mutated eyes(変異した目)
- asymmetry eyes(非対称な目)
- cross-eyed(寄り目 ※意図しない場合)
これらを記述するだけでも、明らかに破綻した目が生成される確率は下がります。ただ、これだけでは「崩れを防ぐ」だけで、「美しく書き込む」までには至らないことも多いのが正直なところです。あくまでベースの対策として考えておきましょう。
Stable Diffusion 目の位置やハイライトを調整する
次に、ポジティブプロンプト(通常のプロンプト)で、Stable diffusion目の位置やディテールを具体的に指示してあげましょう。
目が綺麗に見えるかどうかは、瞳の中の光、つまりStable Diffusion 目 ハイ ライトの表現が非常に重要です。のっぺりとした死んだような目にならないように、以下の単語を組み合わせてみてください。
- detailed eyes(詳細な目)
- beautiful eyes(美しい目)
- sparkling eyes(輝く目)
- perfect anatomy(完璧な解剖学構造)
また、目の位置がズレて福笑いのようになってしまう場合は、構図を指定するプロンプトと合わせて、顔のパーツ配置を整える指示を強めに入れる必要があります。
| プロンプト例 | 意味 | 効果 |
| detailed eyes | 詳細な目 | 目の書き込み量を増やす |
| beautiful detailed eyes | 美しく詳細な目 | 形と質感を整える |
| sparkling pupil | 輝く瞳孔 | 生き生きとした表情にする |
これらを組み合わせることで、AIに対して「目は特に気合を入れて描いて!」と伝えることができます。
Pony diffusion目が崩れる場合とモデルの癖
最近人気のあるモデル、例えばPony diffusion目が崩れるといった悩みもよく耳にします。
実は、使用するモデル(Checkpoint)によって、目の描き方や崩れやすさには「癖」があります。特にPony Diffusion系のモデルは、独自の「品質タグ(score_9, score_8_upなど)」をプロンプトの先頭に入れないと、全体のクオリティと共に顔面も崩壊しやすい傾向があります。
Pony Diffusionを使用する場合の例:
score_9, score_8_up, score_7_up, beautiful detailed eyes, …
このように、そのモデルが推奨している品質タグを必ず入れるようにしてください。また、モデルによってはリアルな目は得意だけどアニメ調の目は苦手、といった相性もあります。自分が描きたい絵柄に合ったモデルを選ぶことも、目を綺麗にするための第一歩と言えるでしょう。



Stable Diffusionで目を綺麗にする応用テクニック

基本を押さえたところで、ここからはさらに踏み込んで、プロ並みのクオリティを出すための応用テクニックを紹介します。ここからの内容を実践すれば、Stable Diffusion 目を綺麗にすることに関しては、ほぼ困らなくなるはずです。
Hires.fixで高解像度化して修正する
前述の通り、目が崩れる主な原因は「解像度不足」です。それなら、画像を大きくしてしまえば解決しますよね。そこで使うのが「Hires.fix(ハイレゾフィックス)」という機能です。
これは、画像を生成するのと同時に高解像度化(アップスケーリング)を行ってくれる機能です。単に引き伸ばすだけでなく、書き込みを加えながら拡大してくれるため、潰れていた目のディテールが復活します。
使い方のポイント:
- 生成画面にある「Hires.fix」にチェックを入れる
- Upscaler(アップスケーラー)を選択する(アニメ系ならR-ESRGAN 4x+ Anime6Bなどがおすすめ)
- Denoising strength(ノイズ除去強度)を0.4〜0.6程度に設定する
この設定で生成すると、全身図であっても顔の画素数が増えるため、驚くほど目がクッキリと描かれます。ただ、生成時間が長くなるのがデメリットです。
ADetailerで顔だけ自動で書き直す
「生成時間は長くしたくないけど、顔だけは綺麗にしたい!」という方に最強のツールが、拡張機能の「ADetailer」です。
これは、画像生成が終わった後に顔(や手)の部分だけを自動で検出し、高解像度で書き直してくれるという神機能です。Stable Diffusion 全身 顔 崩れる問題の救世主と言っても過言ではありません。
ADetailerのメリット:
- 全身画像でも、顔だけ拡大して修正して合成してくれる
- プロンプトを変えずに、自動で適用できる
- Stable Diffusion 目の 書き込みが劇的に増える
導入も簡単で、拡張機能タブからインストールして有効化するだけ。これを使うだけで、失敗作だと思っていた画像が一瞬で成功作に変わることも珍しくありません。Webライターとして多くの画像を生成する際も、私は必ずと言っていいほどこの機能をオンにしています。
Stable Diffusion 目 LoRAで書き込み量を増やす
さらにこだわりたい方は、Stable Diffusion 目 LoRA(追加学習データ)を活用しましょう。
LoRAは、特定の画風やパーツの描写を強化するための「追加パーツ」のようなものです。Civitaiなどのサイトでは、目を綺麗にすることに特化したLoRAがたくさん配布されています。
おすすめの活用法:
- Eye enhancement系のLoRA: 瞳の輝きやハイライトを強調する
- Detail Tweaker系のLoRA: 全体の書き込み量を増やし、目の構造をハッキリさせる
Stable Diffusion 目を綺麗にする LoRAを適用する際は、強度(Weight)を0.5〜0.8くらいに調整するのがコツです。強くしすぎると絵柄が変わってしまうことがあるので、少しずつ数値を上げていくと良いでしょう。
Inpaintで目だけ部分修正する
最後は、生成された画像の「目だけ」を手動で直す「Inpaint(インペイント)」機能です。
「全体の雰囲気は最高なのに、左目だけが少し変…」という時ってありますよね。そんな時に画像を丸ごと生成し直すのはもったいないです。Inpaintを使えば、修正したい目の部分だけをマスク(塗りつぶし)して、そこだけ再生成できます。
Inpaintのコツ:
- img2imgタブのInpaintに画像を読み込む
- 直したい目の部分をブラシで塗る
- Denoising strengthを0.5前後にして生成する
こうすれば、他の部分はそのままに、目だけを整形手術のように綺麗にすることができます。手間はかかりますが、最高の一枚を仕上げるためには欠かせないテクニックです。
ここで少し、スキルの習得についてお話しさせてください。
今回紹介したようなテクニックは、独学でもなんとか身につきますが、それぞれのパラメータ調整や新しい技術のキャッチアップには非常に時間がかかります。もしあなたが、「趣味レベルを超えて、仕事として使えるレベルのAI画像生成スキルを身につけたい」と考えているなら、専門のスクールで学ぶのも一つの近道です。
例えば、「バイテック生成AIスクール」のような場所では、単に綺麗な絵を出すだけでなく、ControlNetを使った精密な制御や、一貫性のあるキャラクター生成など、実務で求められる高度な技術を体系的に学ぶことができます。未経験からでも、LP制作や広告バナーなどの「稼げるクリエイティブ」を作れるようになり、さらに案件獲得のサポートまで受けられるのは心強いですよね。
AIの進化は早いので、効率よく確実なスキルを手に入れる環境を持つことは、将来の大きな強みになりますよ。

AIを使って副業を始めたいけれど、「独学だと挫折しそう」「本当に案件が取れるか不安」という方は、実務と収益化に特化したスクールを検討してみるのも近道です。
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▼続きはこちらの記事で解説しています

まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、Stable Diffusionで目が崩れてしまう原因と、それを修正して魅力的な瞳を描くためのテクニックを解説しました。
最初は難しく感じるかもしれませんが、「ADetailer」のような便利なツールを使えば、誰でも簡単にクオリティを上げることができます。目が綺麗になるだけで、イラスト全体の完成度は段違いに良くなります。ぜひ、今回紹介した方法を一つずつ試して、あなたの理想の作品を作ってみてくださいね。
最後に、今回のポイントをまとめます。
- 目が崩れる最大の原因は、全身を描く際の解像度(ピクセル)不足である
- ネガティブプロンプトに「bad eyes」「mutated eyes」などを入れるのが基本
- ポジティブプロンプトで「detailed eyes」「sparkling eyes」等を指定する
- Pony Diffusionなど、モデル特有の品質タグが必要な場合がある
- Hires.fix(ハイレゾフィックス)を使うと、画像全体を高解像度化して目を修正できる
- Hires.fixは書き込み量が増えるが、生成時間が長くなるデメリットがある
- ADetailerは顔だけを自動検出し、高解像度で書き直す強力なツールである
- ADetailerを使えば、全身画でも顔が崩れにくくなる
- 目を綺麗にする専用のLoRAを導入することで、瞳の輝きや書き込みを強化できる
- LoRAを使用する際は、強さを調整して絵柄への影響を抑えるのがコツである
- 生成後に目だけ修正したい場合は、Inpaint機能を使って部分的に再生成する
- Inpaintではノイズ除去強度を適切に設定することが重要である
- モデルの相性によって目の描き方が変わるため、好みのモデルを探すのも有効である
- プロンプトだけでなく、ツールの機能を組み合わせるのが成功への近道である
- 実務レベルのスキル習得には、専門スクールでの学習も選択肢の一つである
参考・引用資料
- Stable Diffusionの基本仕様とモデル構造について
(出典:Stability AI 公式サイト)
※開発元であるStability AI社の公式情報です。基本的なモデルの仕様や解像度に関する一次情報となります。 - LoRA(Low-Rank Adaptation)技術の基礎とメカニズム
(出典:arXiv.org『LoRA: Low-Rank Adaptation of Large Language Models』)
※Microsoftの研究チームによるLoRAの原論文(コーネル大学運営 arXiv)。LoRAがどのように学習コストを下げて画風やパーツを調整しているかの技術的根拠です。 - 顔修正機能「ADetailer」の仕様と検出アルゴリズム
(出典:GitHub – Bing-su/adetailer Official Repository)
※記事内で推奨している拡張機能「ADetailer」の開発者による公式リポジトリ。ツールの正確な機能と最新の仕様に関する一次情報です。

