【初心者向け】Stable DiffusionのNSFW解除して自由に画像生成を楽しむ方法

【初心者向け】Stable DiffusionのNSFW解除して自由に画像生成を楽しむ方法

Stable Diffusionを使っていて、「せっかく良い画像ができそうなのに、真っ黒な画像が表示された」「フィルターがかかって思うような絵が出せない」と悩んでいませんか?

これは「Safety Checker(セーフティチェッカー)」という機能が働いているためです。

本来は安全のためにある機能ですが、芸術的な作品を作りたい時や、個人の趣味で楽しむ範囲では、この制限が少し邪魔に感じてしまうこともありますよね。

ただ、安心してください。この機能は設定や少しの工夫で簡単にオフにすることができます。

現在の私は、AI画像生成を仕事にしていますが、最初の頃はこの「黒い画像」に何度も悩まされました。そこで今回は、初心者の方でも迷わずできるように、Stable DiffusionのNSFW解除(フィルター解除)の方法を、専門用語をなるべく使わずに優しく解説していきます。

この記事を読むと、以下の4つのことが理解できます。

  • なぜ画像が真っ黒になったりボカされたりするのか、その根本的な原因
  • WebUI(AUTOMATIC1111)やPythonコードでの具体的なフィルター解除手順
  • NSFWフィルターを解除しても画像がうまく生成されない時のチェックポイント
  • 自由に画像生成できるようになった後の、さらなるスキルアップの方向性

目次

Stable DiffusionのNSFW解除が必要になる原因と仕組み

Stable DiffusionのNSFW解除が必要になる原因と仕組み

まず、なぜあなたの画像生成が止められてしまうのか、その仕組みを簡単にお話ししますね。これを理解しておくと、トラブルが起きた時にすぐ対処できるようになりますよ。

Safety Checkerの役割とは

結論から言うと、画像が黒くなるのは「Safety Checker」という検閲プログラムが作動しているからです。

これは、AIが画像を生成した瞬間に「この画像はえっちな要素や暴力的な要素が含まれていないかな?」とチェックする監視員のようなものです。もし「怪しい」と判断されると、あなたの目に触れる前に画像を黒く塗りつぶしたり、ぼかしを入れたりしてしまいます。

例えば、有名なHugging Faceなどのサイトで公開されている初期のモデルには、この機能が標準で強力に組み込まれていました。

しかし、この監視員は時々「肌色が多いだけの健全な絵」までNG判定してしまうことがあるんです。だからこそ、自分のパソコン(ローカル環境)で楽しむ場合は、この機能をオフにする、つまりNSFW解除の設定が必要になるわけです。

フィルターが作動する条件

具体的にどのような時にフィルターが発動しやすいのでしょうか。

主に、プロンプト(呪文)に性的な単語が含まれている場合や、生成された画像の結果が肌色の面積が多い場合に反応します。

一方で、まったく健全な風景画や人物画を描こうとしているのにフィルターがかかることもあります。これはAIが「誤検知」を起こしている状態です。

本来は自由に創作できるはずのツールですから、意図しない制限でストレスを感じるのはもったいないですよね。この誤検知を回避するためにも、解除方法を知っておくことは大切です。

使用するモデルによる違い

実は、すべてのStable Diffusionモデルにこの厳しいフィルターがついているわけではありません。

最近、Civitaiなどで配布されているカスタムモデル(マージモデル)の多くは、最初からSafety Checkerが外されている、または無効化されていることがほとんどです。

つまり、公式の古いモデルを使っている場合はフィルターがかかりやすいですが、最新のアニメ系や実写系のカスタムモデルを使えば、設定をいじらなくてもすんなりNSFW解除状態になっていることもあります。

もし設定が面倒だと感じるなら、使用するモデルを変えてみるのも一つの手です。

安全に楽しむための心構え

ここで一つだけ注意点をお伝えしておきます。

技術的にStable DiffusionのNSFW解除は可能ですが、生成した画像をSNSにアップしたり販売したりする場合は、法律やプラットフォームの規約を必ず守ってくださいね。

あくまで「個人のPC内で自由に創作を楽しむため」や「誤検知を防ぐため」の技術として活用しましょう。

ルールを守って使えば、AIはあなたの想像力を無限に広げてくれる最高のパートナーになります。

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Stable DiffusionのNSFW解除をWebUIやコードで実践する

Stable DiffusionのNSFW解除をWebUIやコードで実践する

それでは、実際にフィルターを外す具体的な手順を見ていきましょう。多くの人が使っている「WebUI(AUTOMATIC1111)」と、プログラミングコードで動かしている場合(Diffusers)の2パターンで解説します。

WebUI(AUTOMATIC1111)での設定方法

WebUIを使っている場合、実は最近のバージョンではデフォルトでSafety Checkerがオフになっている、あるいは判定されても画像を表示する設定になっていることが多いです。

それでも黒い画像が出る場合は、起動時の設定引数(Commandline Arguments)を確認してみましょう。

手順は以下の通りです。

  1. WebUIが入っているフォルダを開く
  2. webui-user.batというファイルを右クリックして「編集」を選ぶ
  3. set COMMANDLINE_ARGS=という行を探す
  4. その行の後ろに --no-half-vae--no-half を入れてみる(※これは黒画像エラーがVAEの不具合である場合も多いため)

もし、明確にSafety Checkerを無効化したい場合は、WebUIの設定画面(Settings)の中に「NSFW filter」に関する項目がないか探してみてください。ただ、多くのカスタムモデルではこの手順すら不要な場合がほとんどです。

「設定を変えたのに直らない!」という場合は、フィルターではなく「VAE」という部品の不具合で黒くなっている可能性が高いので、VAEを変更してみることを強くおすすめします。

Python(Diffusers)でのコード修正

Google Colabなどで、Pythonコードを直接書いて画像生成している場合は、コード内で明確に「フィルターはいらないよ」と指示する必要があります。

具体的には、パイプライン(生成の命令系統)を作成する部分で、以下のように記述します。

重要なのは safety_checker=None という指定です。

Python

pipe = StableDiffusionPipeline.from_pretrained(
    "モデルのID",
    safety_checker=None,  # ←ここで監視員を解雇します
    torch_dtype=torch.float16
)

こうすることで、プログラム的にチェック機能を無効化できます。

こうすれば、どんな画像が生成されてもAIが勝手に黒塗りにすることはなくなります。プログラミングで動かしている方は、この一行を忘れないようにしてくださいね。

解除しても反映されない時の対処法

「設定もしたし、コードも書いた。でもまだ生成できない!」

そんな時は、プロンプト(呪文)を見直してみましょう。Safety Checkerとは別に、Webサービス側や拡張機能側で「禁止ワード」が設定されていることがあります。

例えば、直接的な表現を避け、少しマイルドな言い回しに変えるだけで生成できることもあります。

また、ブラウザのキャッシュが邪魔をしていることもあるので、一度ページを更新(F5キー)したり、WebUIを再起動したりしてみてください。

何はともあれ、一つずつ原因を潰していけば必ず解決しますので、焦らず試してみてくださいね。

生成AIを本格的に学ぶメリット

ここまで読んで、設定ファイルをいじったりコードを書き換えたりすることに「面白いな」と感じたり、「もっと自由に使いこなしたい」と思ったりしませんでしたか?

Stable DiffusionのNSFW解除のような裏側の仕組みを理解することは、AIを制御する力に直結します。

もしあなたが、もっと自在に画像を操って、自分だけの作品を作りたい、あるいは「これを仕事にしてみたい」と少しでも思うなら、独学だけでなく専門的な環境で学ぶのもおすすめです。

例えば、『バイテック生成AIスクール』のような場所があります。

ここは単なる趣味の教室ではなく、「実務活用」と「収益化」に特化したスクールです。

Stable Diffusionを使って、今回のようなフィルター解除だけでなく、ControlNetを使った精密な画像生成や、企業レベルの広告バナー制作など、プロの技術を学べます。

未経験からでも、クラウドソーシングで案件を獲得するサポートまでしてくれるので、「AIいじりが好き」を「副業」や「本業」に変えられる最短ルートかもしれません。

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Stable DiffusionのNSFW解除に関するまとめ

Stable DiffusionのNSFW解除に関するまとめ

最後に、今回解説した内容を要点を絞ってまとめました。

  • 黒い画像が表示される主な原因はSafety Checkerという検閲機能である
  • Safety Checkerは本来、不適切な画像を排除するための監視機能である
  • 健全な画像でも誤検知で黒塗りされる場合があるため解除が推奨される
  • 多くのカスタムモデルでは最初からフィルターが無効化されていることが多い
  • WebUI利用時はVAEの不具合で黒くなるケースも多いため確認が必要である
  • WebUIの設定ファイル(batファイル)を確認することが解決の第一歩である
  • Pythonコードで動かす場合はsafety_checker=Noneの記述が必須となる
  • Diffusersライブラリを利用する際はパイプライン構築時に設定を行う
  • 解除設定を行っても直らない場合はプロンプトの禁止ワードを確認する
  • ブラウザのキャッシュや再起動で不具合が解消されることもよくある
  • NSFW解除はあくまで個人のローカル環境で楽しむための技術である
  • 生成した画像を公開する際は法律やプラットフォームの規約を遵守する
  • 仕組みを理解することでAI画像生成のトラブル対応力が向上する
  • 技術的な裏側を知ることはプロのAIクリエイターへの第一歩となる
  • 実務レベルのスキル習得にはバイテック生成AIスクールなどの活用も有効である

参考・引用資料(一次情報)

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この記事を書いた人

管理人:矢崎 涼
生成AI実践家 / ブロガー

「AIを仕事にする」を自ら体現する実践派。

独学での挫折を経て、スクールで体系的にスキルを習得。生成AI活用を「副業」から始め、軌道に乗せて「本業」として独立を達成しました。

理屈だけでなく、実体験に基づいた「本当に使える」ChatGPT・Stable Diffusionのノウハウだけをお届けします。


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